VRヘッドセットに参入している企業まとめ

VRヘッドセットの種類は主に、PC向けのハイスペックタイプ、そして家庭用のコンソールタイプがあります。
PC向けの製品では、OculusのVRヘッドセットがその筆頭で、ハイエンドの名に恥じないフルスペックの性能を持っています。
一方、ライバルのViveもOculusに近い性能を持っていますが、こちらは部屋全体をVR空間に変えるコンセプトがあります。
OculusはVRヘッドセット中心、ViveはVRヘッドセットも取り扱う企業と違いはありますが、どちらもVR市場に対して積極的な姿勢であるといえます。
二つの企業は、VRヘッドセットを牽引する存在ですが、PCに限定された製品なので、家庭用市場では影響力が弱まります。
家庭用コンソールで強みを持つのは、据え置き型のゲーム機を提供する企業で、ソニーは正に家庭のVRヘッドセット普及の責任を担っています。
PS用のVR製品は、PC用に比べるとフレームレートが低かったり、グラフィック品質の違いによって、没入感に差が生じます。
しかし、ソニーは既存のリソースを最大限に活用する事で、コストの低さと品質の高さの両立に成功しています。
他社の製品と比べれば、品質に差がある事は気が付けますが、比較しなければ価格を含めて魅力が多くあります。
他にもスマートフォンを使った簡易VR製品、低解像度で2万円程度の製品を提供する中国メーカーもありますが、これらも挙げれば多くの新興メーカーが参入しています。

ついに予約開始!HTCが手がけるVRヘッドセット「Vive」とは

2016年は、「VR元年」と呼ばれることになると予想されています。ヘッドセットを装着し仮想現実の世界でゲームなどを楽しむことができるVRが各社から発売されるためです。台湾の情報機器メーカーであるHTCもVRに参入することが決まっており、既に「Vive」というVRヘッドセットを発表していました。
現在のところ、VRを最も効果的に活用できるのはコンピューターゲームだということが各社の共通認識になっています。視界が全てゲーム画面となるVRヘッドセットなら、これまでテレビ画面を見ながらプレイしたゲームの世界により没入できるからです。
「Vive」の価格は競合他社と比べると比較的高価に設定されていますが、それには理由があります。VRヘッドセットは顔に装着するヘッドマウントディスプレイだけでは環境を構築することができず、手に持って操作するコントローラーと、ヘッドマウントディスプレイの位置を検出するセンサーユニットが必要になります。競合他社が発売するVRヘッドセットはヘッドマウントディスプレイ以外の機器が別売りとなっていますが、「Vive」はすべての機器が同梱された製品セットとして販売されるのです。また、センサーユニットの性能が高く、競合他社の製品よりも精度の高いプレイができます。
VRは、これまでのゲーム業界や映像業界の常識を覆す可能性を秘めたデバイスで、近未来を先取りするような体験ができるのです。

すごい!最新VRヘッドセット事情

最近、VRヘッドセットが注目を集めています。
最新のVRヘッドセットは、予約開始から10分で、1万5000台もの予約が入っているほどです。
VRとは、バーチャルリアリティの略です。
日本では、仮想現実と言われています。
仮想現実とは、現実ではないが現実に見える3次元空間のことです。
VRによって、現実とは違う空間をリアルに体験することができるのです。
VR空間で動くことができるため、娯楽の分野だけでなく、医療現場や航空業界での技術活用が進んでいます。
医療分野では、VR技術を治療のトレーニングで使っています。
VR技術を使うことで、高度な技術を身につけることができるのです。
ゲームや映画の分野でも、VR技術への期待は高いです。
特にゲーム分野では、これまでのゲームと比べると現実感が全く違うのです。
そのため、仮想空間に映し出されたものが、実物ではないことを頭に叩き込んでおく必要があります。
VRヘッドセットが見せる仮想空間は、非常にリアルで、ユーザーの脳が現実と映像を区別できないくらいだと言われています。
日本でも、VRヘッドセットへの期待は非常に大きいです。
低価格のVRヘッドセットが販売されることで、日本でも広く普及すると考えられています。
VRヘッドセットは、様々なメーカーが販売しています。
パソコンと連携したり、スマートフォンを内部に差し込んで使う商品が多いですが、スマートフォンやパソコンを必要としないモデルも販売される予定です。